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花巻・賢治の会のみなさんと比叡山へ
2014年5月17日
岩手県花巻市から「花巻・賢治を読む会」有志20名の方たちが
「賢治ゆかりの地めぐりin京都」という事で2泊3日関西にお越しになりました。

今回ツアーには宮澤家から宮澤潤子さんも同行され、
そのご縁から、関西岩手県人会、関西宮沢賢治の会もこのツアーの1日目にご一緒することになりました。
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同行したのは、
関西岩手県人会 副会長で事務局長 並びに、
関西宮沢賢治の会 会長で事務局長の深田氏、
副会長の村上氏
そして私です。

「花巻・賢治を読む会」は 
 昭和44年の発足の、花巻に住み、賢治の風土で、賢治作品の朗読活動を続けておられる団体です。
 その40年以上に渡る活動や、生涯学習活動としても市民へ広がりをつくった功績に対して、
 2010年には花巻市主催のイーハトーブ賞奨励賞も受賞されています。
 会ではこれまで「ゆかりの地めぐり」というテーマで県内を周ってこられたという事ですが、
 昨年からは県外へと宮城県石巻市、そして今年は京都への旅の企画をされたそうです。

到着ロビーに現れたのは、会の代表の大原さんをはじめ、
私はいつもは花巻でお会いしている方も何名かいらっしゃって、うれしい再会となりました。
宮澤潤子さんのお孫さんも加わって、お天気にも恵まれツアーがはじまりました。
行き先は比叡山です。
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途中、昼食をとり、バスに揺られて約1時間 遠くに琵琶湖が輝いています。
ガラス越しに写真を撮ったらブルーの際立つ色に写っていました。
まるで賢治さんが比叡山に来た時に詠んだ歌を思い出す色です。

 みづうみは 夢の中なる 碧孔雀 
 まひるながらに 寂しかりけり

比叡山では延暦寺行院長の横山照泰師に案内いただきました。
ありがとうございました。
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比叡山の概要をお話いただいていると、
一般の観光客の方たちも話を聴きに集まってこられて、あたりがちょっとにぎやかに。

東塔(とうどう)では大講堂や、
根本中堂(こんぽんちゅうどう)を拝観しました。
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根本中堂前の賢治の碑の前で
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ここに大正10(1921)年
25歳の賢治さんと48歳の父・政次郎さんが来たのだなあと想いを馳せます。

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碑には賢治の遺骨が納められているという事です
(イーハトーブ・関西宮沢賢治会報第9号を拝読)。

宮澤潤子さんからは
昭和32年の歌碑建立除幕式のときのことなどをお聞きすることができました。
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碑を囲んでいる木々も今ではうっそうとして涼しい木陰を作っていますが、
当時は周りがとても明るかったということです。
  

横山師に案内いただき
西塔(さいとう)の方も少し散策することができました。
こちらには親鸞聖人修行の地などもあり、実際、僧の方が修行に籠るお堂などもあって
東塔より静かな場所で、さらに新緑がまぶしく見えました。
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お話を伺いながら東塔、西塔を巡っていくことは、
普段ではなかなかできない貴重な時間でした。
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改めてこの山全体が祈りの場所であることに気付かされ、
この清涼な空気にも祈りがみちみちているのだなあというような気持になりました。

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ゆかりの地めぐりは、
2日目は西本願寺、東本願寺参拝や
龍谷大ミュージアムで花巻市立博物館の
館長・高橋さんの講演会「西域・宮澤賢治と多田等観」など。
最終日は市内観光などの旅程が予定されていました。
賢治さんと関西を満喫された2泊3日だったのではないでしょうか。

こうやって花巻からおこしになったみなさんと
関西宮澤賢治の会、関西岩手県人会が交流できる機会が生まれたことも
とてもいいことだなあと思いました。
今回の出会いや交流が今後も続きますように。
どうぞよろしくお願いします。

そしてまた
賢治さんや岩手を通して、この様な地域を越えての交流の機会が
もっと拡がるといいなあと思っています。

私はといえば、花巻のみなさんとお話しするうち
花巻に出かけたくなってしまいました!

再会の日を楽しみにしています。

★こちらもご覧ください
 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-05-24

(nakano)
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by iwate-kansai2 | 2014-05-24 19:12 | 岩手県人会広場